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□半日の恋
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※オリキャラ視点





「相沢 鈴です!よろしくお願いします」



私は今日、銀魂高校に転入してきた。


「え〜相沢さんは、銀魂高校の隣り町にある高校に通っていましたが、教師殴って退学したそうだ」



なんなの、この担任。
まぁ事実だけど…
みんなの前で言ったら引かれちゃう。





「教師殴っただけで退学ですか?」


地味な眼鏡くん発見!


面白いな〜このクラス。



「そうだぞーお前ら銀魂高校で良かったな。お前らしょっちゅう教師フルボッコにするからな」




噂には聞かないけど銀魂高校ってヤンキー校かな?!






ちなみに私は世間的にヤンキーと言われる部類に入る。





「じゃあお前はあの栗色頭の後ろの席な」



私はその席へ向かう。


すると斜め右前の子が話し掛けてきた。




「私、神楽アル。よろしく」



瓶底眼鏡…
如何にも真面目ちゃんだ。


私の苦手なタイプ…





「う、うん。よろしく」




神楽ちゃんはニコッと笑って前を向いた。




ところで、私の右隣の席が空いてるんだけど…





誰だろう…






****



―休み時間―



私は質問ぜめにあった



「鈴ちゃんって彼氏いるの?」
ポニーテールをした志村妙という子が聞いてきた。




「彼氏…いないけど」



「意外アル。可愛いのにネ」



「そんな、私なんか可愛くないよ」



ダルイ…
女友達はウザイから嫌い。

だから前の学校では女友達はいなかった。






「ところで、私の隣は誰?」



「そこはね、高杉くんって人の席。ヤンキーだからたまにしか学校にこないわ」




ヤンキーか…
友達になれそう。



「私、高杉くん探してきていいかな」




そういって私は教室を抜け出した



****

「大丈夫かしら鈴ちゃん」

お妙は鈴の後ろ姿を見ながら呟いた

「あの子もヤンキーアルか?だったら大丈夫だと思うヨ」
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