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□春がきて...
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高校2年生の春、私は人生で初めての告白をした。



相手は隣のクラスの沖田総悟。



―――――――





「沖田くん、好きアル。私と付き合ってください」





「ハァー?テメェみたいなダサイ女、興味ないんで。今時グルグル眼鏡とかありえねー…つーか、あんた誰?」







―――――――



私はあの言葉を聞いた瞬間、一気に沖田総悟のことが嫌いになった。





あれから、悔しくて悔しくて必死になって変わろとした。いつか見返してやろうと誓った。







髪の毛をおろして、眼鏡を外し、スカートをめちゃくちゃ短くした。


そんな私はびっくりするぐらいモテる。特に不良共からのアタックがすごい。







私はたくさんの人と付き合った。








沖田総悟は私を振ったことを後悔してるだろうか...









****





そんなモテ期が到来した私もついに高校3年生になる。







今日、クラス替えの発表がある







お願いアル神様〜
沖田総悟とだけは絶対なりませんように!!!




私はクラスが掲示されている場所へ向かう。














えーっと…





あっ私Z組アル!!!







「ゲッ俺土方さんと同じZ組でさァ…」








この声は…













恐る恐る後ろを振り返ると、そこにいたのは、やはり…














沖田総悟…。






最悪ネ。
こいつと同じクラスなんて





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