05/07の日記

22:55
復活×黒猫/ツナ(10年後)とセフィリア
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※二人とも何となく黒い


「うちの骸がお世話になったみたいで」

ニコリと、ボンゴレファミリーの者ならば誰もが恐れるであろう笑みを浮かべながら、沢田綱吉はセフィリア・アークスに銃口を向けた。
セフィリアはというと、拳銃を見ても焦ることも恐れることもなく、綱吉と同じようにニコニコと笑っている。

「返していただけませんか、彼を」
「……面白いことを言いますね、ツナヨシ=サワダ」

剣を抜き、その切っ先を綱吉に向けながら、セフィリアは細めていた目を開く。

「我がクロノスの機密文書を盗もうとし、メンバーをも傷付けた彼を……簡単に引き渡すとお思いで?」

真っ直ぐに綱吉を見つめながら、セフィリアは言う。
引き込まれそうな澄んだ瞳。大概の者は、その瞳に見つめられると戦意喪失してしまうことだろう。
だが、ドン・ボンゴレ――沢田綱吉は、そう簡単に戦意喪失などしない。

「まさか。一筋縄ではいかないことくらい、分かってますよ」

綱吉が肩をすくめる。相変わらず、笑顔のままだ。
……だが、その笑顔の裏に激しい怒りが隠されていることに、セフィリアは気付いていた。綱吉の気持ちが分からないでもない。セフィリアも仲間が捕らえられたら怒るだろう。
しかし、それとこれとは話は別だ。クロノスに脅威となるような者達は、早めに根絶させておかねばならない。

「ならば話は早いです……ドン・ボンゴレ、覚悟なさい」
「その言葉、そっくりそのままお返ししますよ。アークスさん」

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中途半端に終了。
復活×黒猫って需要あるのかなー。
少なくとも私の中ではあるんだけどなー。




☆コメント☆
[撫子] 02-05 10:02 削除
これ連載とかしませんか!?

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