キャプテン=赤

□第2話
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「えっとですね、私は違世界から来た人間なんだけど…」

何故かこういう状況になってしまった

どういうって?
そりゃぁ…

厳ついお兄さん達に囲まれて
まぁ、5人くらいなんだけど
皆仮装してるみたいな人ばっかりで

その人たちに尋問されているところです
暴力は受けていないです

「違世界…」

どうやら、そこがひっかかるようだ
まあ、そうだろう。
私だっていきなり現れた人間が自分のテリトリー内で泣き始めて
なおかつ違世界人だと言い張ったら頭が可笑しいんじゃないかと疑ってしまう

「嘘はいってないんだけどなぁ…」

いい加減暇になってきて足をばたつかせたりしてみる

「…………」

さっきから黙りこくっている彼

この船の船長…
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