キャプテン=赤

□第18話
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「くやしいね、未来の海賊王の船員が
海軍大将に相手にもされないなんて」

ふふふっと笑ってみせる

「キッドにはこの話し、言わないでね
何より、これは大将からのキッドへの侮辱だから」

シズはコップの中身を一気に飲み干した

「違いない」

キラーは納得してくれたようだ

シズのキッドを船長として慕う気持ちも
分かってくれたと思う

「……よく頑張ったな、大将相手に一人で立ち向かうのは大変だったろう」

完全には疑いは晴れてはいないだろう

しかし、少しは認めてもらえた気もする




「頭、どうします?」

その頃、ドアの向こうから中の会話を聞いていた人物が2人
同室の見慣れた影が浮かんでいた

「………なぁ

アイツがしきりに呼んでいたユウってどいつだ?」

キッドの表情からは何を考えているのかは見て取れない
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