あなたが好きなだけなのです
□有名人
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「ホントだったらどうする?」
肩にはリボーンが乗っていた。
「…どうするって言われても、どうもしませんよ。
私には戻す力なんてないですし」
「フツーだな。偽善じゃねーとこはいい」
「あ、でも
私に出来る事なら手伝いますかね
偽善ですか?」
笑顔で言うと、リボーンはにやりと笑った。
「手伝ってほしいのは俺じゃねーんだ。」
「??」
「屋上にいる俺の生徒だぞ」
「殺し屋さんの生徒って 未来の殺し屋さんですか!?」
「そーだぞ」
しおりはなんとなく理解する。
「…部下になれって意味ですか?」
「あぁ」
しおりは珍しく困った顔をした。
「まぁ、とりあえず会ってから決めてくれ」
屋上のドアにたどり着き
静かに扉を開けた。
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