あなたが好きなだけなのです
□お詫び申し上げます
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「うーん…どうしましょう
キュートな雑貨屋ぐらいしか知らないですよ私」
「クハッ雲雀くんがキュートな雑貨ですか。
似合わな過ぎて笑えますよ」
「私と恭弥さん両方に失礼ですよ!!
…まぁ似合わないんですけど」
クハハハハハハハ!!
あははははははははははは!!
「「似合わないですよ!!」」
「阿呆らしっ恭弥さん男らしいので
そんなの似合うわけないでしょ」
「貴女が言い始めたんでしょう。兎に角キュートな雑貨は……クハッ」
「もう少し笑いをこらえる努力をしたらどうですか!?」
***
「あ、ちょっとアレ良くないですか骸くん!!」
「いや、彼にウサギとか一番似合いませんから」
結局キュートな雑貨屋に来ていた。
「クフフ…しかししおりさんもこんな雑貨屋に来るんですね」
ウサギのマグを片手にいつもの様に妖艶に笑う骸。
シュールである。
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