あなたが好きなだけなのです
□ストーキング日和
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「それでですねー恭弥さんがぁ…」
「あの、そろそろ本題を…」
天気は快晴!!
今日は絶好の………
「ストーカー日和です!!」
「ストーカーに日和なんてあったんですね」
「ありますよ〜雨だと水溜まりの音でばれますし」
「なるほど。僕はバレた事ないですけどね」
その言葉に愛がたりなかったのかと真剣に悩むしおり。
「いつもに増して緩いですねこの話」
「ダメでしょむっくん!そういう裏話言わないのっ」
「すいません、もう一回言って下さいそれ」
「…はい?
もう、むっくんったら…あれ、何て言ってましたっけ??」
「いえ、充分です。ありがとうございます」
「??」
「…ごほん、話が多いに反れました。
とにかく、もうすぐ昼休み終わっちゃいます!!
その前に恭弥さんの不良退治を写真におさめましょう!!」
「クフフ…張り切ってますね」
「ふふ、新しくカメラ買ったんですよ!」
しおりは嬉しそうに笑った。
「これで恭弥さんを最新画像で撮れますね…くふふ」
「僕が取り憑いていますよ」
「さ、行きますよ骸くん!」
「クフフ…頑張りましょうね」
本格活動スタートです!
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