君に捧げる50音
□い
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「えー………じゃあ山田!」
ただいま数Uの時間です。
「え、オレわからん」
「はあ?じゃあ………成宮!」
『え、オレわからん』
あははははは
あ、みんな笑ってる、よっしゃ!
休み時間-----
「あの問題むずかったなあ」
『山田ほんまにアホやねんな』
「なんやとー!!!!?おまえもわからんって言うてたやんけ!!」
『あたしわかってたもーん!!君とは違うのだよ、君とは
ちなみにあれ数Tの問題やで』
あ、黙った
「オレってアホやったんや…」
『今頃気付いたんか』
「否定せーよ!!!
まあオレわかってたけどな!!」
『アホやって?』
「ちゃうわ!!答えじゃ!!」
ゴンっ!
『うわあ、痛そう……』
いきなり立ったからか、前のめりになった山田が机とごっつんこ
赤くなってる
いたいいたいの
(とんでいけー)
(とんだかも)
(単純)