小説
□ウサギの不祥事。
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「こんにちわ…」
玄関のドアを開くと、まだ高校生くらいの女の子がやってきた。
少し怯えた顔をしていて、メガネをかけた子だ。
「翡翠ウサギと申します。
あの、この度は大変申し訳ありませんでした。
当店の犯したミスです」
この家の持ち主、タイガは、近くのスーパーで買い物をした際、レジに持って行けば半額と書いてあるのに、全く割引されなかった事をクレームにつけた。
割引される期限を越えていたのに、シールを貼ったままだった為だ。
「まあ、上がって下さい」
家に招くと、恐る恐ると言った感じで中へ入った。
鍵を閉めて、リビングへ向かう。
ソファーに座らせて、向かいに座る。
「とりあえずですよ、これからはあんなミスを犯さないと約束していただければいいです」
「はい、本当にすみませんでした」
ウサギは、深々と頭を下げた。
「いいです、そんな。
ただね、もう一つ条件をつけたい」
「はい、何なりと」
「君がセックスさせてくれるならいい」
「いや、あの…そういう事は…」
「ダメなら許せないな。
君が一肌脱げば、あのスーパーの話は誰にもしないと約束しよう」
「本当、ですか?」
「約束を破る人間じゃない」
頷いて見せると、ウサギも渋々と言った様子で頷いた。
「…わかりました」
「まずは、脱いでごらん」
タイガに促され、ウサギは服を脱いだ。
下着だけになるが、下着も取り払った。
タイガの前に立つと、後ろを向かされた。
強く胸を揉みしだかれる。
「はうっ…ん…」
あまりに大きいウサギの乳房は、タイガの手に余る。
片手を股の方へ持って行くと、ウサギがぴくんと反応した。
切れ目に手を伸ばすと、既に濡れていた。
「あふ…んんっ」
タイガは早速てらてら光る肉棒を取り出し、後ろから突き刺した。
「あぁんっ!」
淫靡な音を漏らしながら、タイガが腰を振る。
「いやっ、あっ、ゴムぅ!」
「当店のミスなんだろ?
妊娠くらいする覚悟で来なきゃ」
「あんっ…あっ、やっ、あっあっ」
倒れそうになるウサギの両手を、後ろに引っ張る。
「どうだい、おち○ちんは」
「にゅるにゅる、してて、すごいれふぅ…っ」
「激しくいくからね」
「あんっあんっあんっあんっあんっ」
単調的に繰り返すリズムが、確かにウサギの膣内をかき乱していた。
「ダメぇっ、イっちゃうぅ」
「まだまだ…付き合ってもらうよ」
「んにゅぅっ、あんっあんっあんっ!」
「Hな液がたくさん出てる…。
大洪水だ」
抜く度にその液体は量を増してウサギの股や太股を濡らす。
「イく…っ」
それにタイガの精液も加わり、床に滴り落ちた。
「ふあぁ、あぅっ、…」
ずぽっと抜くと、だらりと液体が流れた。
「…ウサギちゃん、こっちでもよさげだね」
「へ…?
…いやあっ!」
タイガが、アナルに肉棒をあてがった。
ウサギは、お尻を動かして嫌がる。
「やだっ…ひぐぅっ!」
無理やり押し込むと、すんなり奥に進んでいった。
「なんだ、お尻もガバガバじゃないか…」
タイガが腰を揺らすと、卑猥な音を零す。
どんどん早くなり、ウサギのアナルを拡張していく。
ちゅぷんっ、ちゅぷんっ、ちゅぷんっ、じゅぷっ、じゅぼっ、じゅぼっ、じゅぼっ。
「んあうっ、いやっ、激しいぃっ!」
「ウサギちゃんのおっぱいも激しいねえ」
タイガの挿入に合わせて、ウサギの胸もばいんばいんと揺れる。
じゅぼっじゅぼっじゅぼっ。
「あぁんっあんっあっ!」
ガクガク足が震えだし、ウサギがイった。
ぎゅるっと締まる。
「く…出すよ」
じゅぱ、じゅぱ、じゅぱっ、じゅぷぷっ。
「んあぁっ」
注がれた欲望に、ウサギは背筋を伸ばした。
肉棒を抜くと、白い液が溢れ出した。
「前も後ろもすごい事になってるねえ」
ウサギの手を離すと、床に座り込んだ。
「あの…許してもらえますか…」
「あぁ、いいよ。
最後に一回ヤってからね」
「そ、そんなっ」
ウサギの隣に寝転ぶと、ウサギを抱えて自身の上に乗せた。
ウサギのお尻に固くて熱いモノが当たる。
「ほら、ウサギちゃんが動くんだ」
「っ…」
ウサギは、膝立ちになってタイガのモノを自身の入り口にあてがった。
そのまま、ゆっくり腰を下ろしていく。
ちゅぷ、ぬぷんっ。
「〜…っ。
ん、はぁっ」
全部入ってしまい、ウサギの中がざわめく。
まるで触手に握られたような感触に、タイガのモノが膨張する。
それを剥ぎ落とすように、ウサギは腰を上下に振った。
ちゅぷんっちゅぷんっちゅぷんっ。
「ひゃうっ、うっ、んんっ」
「もっと激しく」
パンッとお尻を掴まれて、肉棒が中を出入りする。
「あぁあぁぁっ」
達しそうになった時、タイガが動きを止めた。
「さあ、動いて」
「…は、はいっ…」
ぶちゅんぶちゅんぶちゅんっ。
「んあんっ、あぁあっ」
ぶちゅぶちゅぶちゅ。
「あぁっ、あぁん!
ダメえ、イっちゃう、イっちゃうぅっ!」
どぅぷどぅぷどぅぷっ。
「イくぅっ!」
「う…」
ズム、ぱちゅん、ズム、ぱちゅん、ズムッ。
「ダメえ、突き上げないでぇ!」
ぱちゅんぱちゅんぱちゅん。
「うぅっ、イきそうだ…」
ぐぷっ…。
「いやあ、あぁっ!」
タイガの精液が、びしゃっと中に放たれた。
「あの、本当にすみませんでした」
ウサギが深々と頭を下げる。
「まあいいさ。
また来なよ」
タイガの言葉に、逃げるように走り去っていく。
クスッと笑って、タイガは家の玄関を閉めた。
スーパーがまた同じ過ちを犯すのは、1ヶ月後のお話。
【ウサギの不祥事。】