Novel

□休息
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S級試験が終わり、少し落ち着きを取り戻したフェアリーテイル女子一同は試験のリフレッシュをかねて湖に来ていた。
エ「今日は皆で楽しもうじゃないか」
「「「あいさー」」」
レ「そういえばルーちゃんはここで遊ぶのはじめてだっけ?」
ル「そうなんだ!この前は参加できなかったから・・・」
以前、ウェンディの歓迎会のときはある依頼を受けていたため、誘いを断った。
エ「そういえばミラたちもはじめてか?」
ミ「うん。わたしたちは寮住まいじゃないから」
リ「楽しみだなー皆で遊ぶの」
今回はフェアリーヒルズに住んでいるメンバーとミラたちも参加している。
そして、いつもの通り泳いだりビーチバレーを楽しんでいた。
そして、ある程度時間がたったころ・・・
ハ「それでは恒例のフェアリーテイル女子一同によるから騒ぎをはじめます」
いつもの流れなので、フェアリーヒルズ族はすぐさま反応し、定位置についた。
もちろん、寮住まいでないミラたちはキョトンとしていた。
ミ「えっと、何が始まるの?」
ハ「あい!見てればわかるのです」
ル「ていうかハッピー、あんたいつの間に・・・」
ハ「本日のお題もギルド内で気になる人についてです」
ジ「グレイ様」
レ「はやいよジュビア・・・」
ハ「あい!じゃあレビィからいこっか」
レ「あ、あたし!?」
エバ「ガジルでしょ?」
いきなりのキラーパスに驚くレビィだったが、エバの即答にキョトンとした後に顔を赤らめた。
レ「な、なんでガジルがでてくるの!?」
エ「確かに試験ではペアを組んでいたな」
ジ「ガジルくんのことよろしくお願いしますね」
レ「ちがうってば///っていうかジュビアは話が飛びすぎ!」
ル「へぇ〜レビィちゃんってガジルが好きなんだ〜」
参加していないルーシィ興味津々と言った様子でニヤニヤしながら見ていた。
レ「だからちがうってば〜///っていうか、そういうルーちゃんはロキとどうなのよ!?」
ル「レ、レビィちゃん!?な、なにいいだすの!?」
自分には関係ないと思っていたルーシィだったがレビィの反撃によりエルザに強制連行された。
カ「あ〜確かに。怪しいとおもってたんだよね〜」
ウ「自分を守ってくれる精霊との恋・・・素敵です」
ル「ち、ちがうってば〜///」
顔を赤くして反論する二人を問い詰めるメンバーたちを遠くから見ていたミラたちだったが、巻き込まれた側のルーシィは苦笑いしているリサーナをロックオンした。
ルーシィと目が合ったリサーナは危険を察知し、逃げようとするも時すでに遅し。
ル「リサーナとナツも怪しいと思うんだけどなー!」
と、大声で言うとエルザはリサーナを連行した。
エ「二人は昔から仲が良かったからな。で、今はどうなんだ?」
レ「ナツとルーちゃんに妬いてたりする?」
ル「あ、あたしは関係ないって!」
カ「やっぱあんたらできてんの?」
リ「わ、私とナツは・・・その・・・」
エバ「素直に認めればいいじゃない」
リ「・・・ナツのことは好きだよ」
あきらめた様子でそういったリサーナに一同は歓声をあげた。
カ「あんたらにもこういう素直さが必要だよ?」
ル・レ「だ〜か〜ら〜///」
二人をいじるのも忘れないカナだった。
リ「でも・・・わたしからはいえないよ・・・」
ウ「どうしてですか?」
ウェンディの疑問に対して一同はうなずいた。
リ「だって・・・わたしはナツやみんなを悲しませちゃったから・・・」
エ「確かにわたしたちはお前が死んだと思い悲しみにくれた。特に仲の良かったナツやハッピーはかなり落ち込んでいた」
カ「確かにあの頃のあいつは抜け殻みたいだったもんね・・・」
エ「だが、そのことでお前が負い目を感じることは何もない。現にお前が戻ってきてからナツは心から笑うようになっただろう?」
ミ「わたしとエルフマンもリサーナが生きて戻ってくれた時はすごく嬉しかったわ。でも、ナツはそれ以上に嬉しそうにしていたわ」
リ「でも・・・」
エ「お前がそういっていてはらちがあかんぞ?」
ミ「そうよリサーナ。あのナツが告白してくるとおもう?」
リ「それは・・・」
ル「しないとおもう」
レ「わたしも」
エバ「それに同意」
カ「ないだろそれは」
ジ「想像できませんね」
と、口々に言いたいことを言っていた。
実際のところリサーナもそう思っているので苦笑いしていた。
リ「いつかナツが告白してくれたらいいのに」
そう呟くリサーナだったが
「「「「「それはない」」」」」
と、その場にいる皆に否定されるのだった。

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