蒼く短い夢
□たまに素直すぎる君が怖い
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「なぁ、アマイモン…」
「はい。何ですか」
「これ、なんだ…?」
顔が自然にひきつる。
なんだ、この山。
なんかピンクやら水色やらオレンジのやら…
明らか人口色のカラフルな山だな。
見てるだけで酔いそう…
「ケーキですよ、アメリカというところの。」
おげぇぇぇぇぇ
匂いからして大体予想はしていたけど
なんじゃこの量。
1個でも見た目的にも充分甘くてくどいのに
部屋中に広がるコレは食べてもいないのに吐きそうだ。
「えっと、これどうしたいわけ?」
「食べるに決まってるじゃないですか。名前さんと食べたくてわざわざ取り寄せたんだから。」
「俺とぉぉ?!」
いやいやアマイモンさん。
これは何かの冗談ですよね
だってこの量…
おげぇぇぇぇぇ←
「ってことで食べましょう。」
「えっとー…俺、腹が…「返事は、はい以外許さないよ」えぇぇ…」
マジですか…
今日の日本史の点数より冗談にならないよ。
「う゛っ…」
目の前に広がるカラフルな山、
これ、もう失神する三秒前じゃね?
「んー…美味しい。」
それを美味しいって言ってガツガツ食べるなんて
アマイモン、お前は神か!!
「じゃぁ、そんなに好きなら全部あげるよ」
「駄目、名前さんも食べてよ」
「え゛ー…んぅ?!」
口内に広がるケーキのくそ甘い味。
それに更にアマイモンの舌が容赦なく絡んで
俺の舌を弄ぶ。
その激しくも甘い行為に、
全身がとろけてしまいそうだ。
「ふぁ…はぁっ…はぁっ…」
「どう?美味しかった?」
「っ…ちくしょぅ。…う、美味かったぞっ…」
「でも、僕は名前さんの方が美味しいと思う」
「んな!!」
そういってニコリと微笑み、俺を押し倒すアマイモンの顔は
どこまでも妖艶で
悪魔そのものだった
「いただきます。」
「ちょ、ちょっとたんまぁぁぁぁぁ!!」
たまに素直すぎる君が怖い
(アマイモン激しすぎ)
(スヤスヤ…)
(ったく…自由人すぎだよ)
あとがき
アマイモン夢第二回目!!
アマイモンほんっと好きです!!
なのにあまり書けてない現状(涙)
もっと頑張ろう…