僕の大切なもの

□僕と部活
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先生の解散を合図に、教室から飛び出す。

後ろから荒井の声が聞こえたが、適当に返して。


走る。

ひたすらに走る。


廊下を走るなって言う先生の声に、スイマセンっていいながら。

頑張っての声に、ありがとうと応えて。


俺はただニヤつきながらただただ走る。



部活が始まる。



大好きなテニスの時間だ。



あいつより、早くつくために廊下を走り抜けた。



そんな俺の一番楽しみな時間の始まり。




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