正助と小娘

□第八章
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≪あとがき≫

ここまでお読みいただき、お疲れ様でした。

なんかもう…ありがとうございますというより、お疲れ様、ですね。

この話は、たぶんいちばん作者の趣味が濃厚に出ているので…読者の方には、合わせていただいてありがとうございますと言いたいです。


この話の骨子の、「大久保さんは十年以上前に小娘に恋して、ずっと待ち続けてた」という発想は、実は、ものすごく初期の段階からあって…。

幕恋始めた時に、私は龍馬→武市→高杉の順でやったのですが、この脳内設定は、龍馬√を終えて2回目に序幕を読んだあたりで生まれ、高杉√冒頭で序幕を読んだころには、すでに私の中では確固たるものになってました。

この設定で、高杉第十一話を読むと、かなり切ないです。
龍馬第九話も可哀相です。

一応、ゲーム自体の枠組みはいじっていませんが…と言うより、大久保さんの序幕や他√での言動の背景を追究したらこうなっちゃったんですが…。
他のプレイヤーさんの大久保さん解釈と比べるとかなり異質なので、読者の方の幕恋世界観やイメージを壊してしまったら、たいへん申し訳ありません。


あと、お話の枠組みとしては典型的なボーイ・ミーツ・ガール、いわゆる落ちものとかロマンチックSFとかの王道設定を使っています。
この手の話は、「とある魔術の禁書目録」「天空の城ラピュタ」「トムは真夜中の庭で」「タイムトラベラーズ・ワイフ」「夏への扉」などなど、枚挙にいとまがないと思うのですが…。
完全に私のオリジナルと思う方もいるようなので、一応お断りしておきます。


最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

<2011/8/22>
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