用語集

【を】 1件

【「を」が付く言葉 (をがつくことば)】
現代かな使いでは、「を」の字が使われる言葉って、助詞の「を」しかないですが…。
旧かな遣いではどんな言葉があるのか、調べてみました。
意外に少ない。

「を」のつく単語をただ羅列してもつまらないので、その言葉を使って、ひらがなしか読めない小娘のために、大久保さんが字を書いてやるとどうなるか、想像してみた。(かなりいいかげん)
解読してみてね。

「うをはあをざかなにかぎる。とくにかつをがよひ」→魚は青魚に限る。特に鰹が良い。
「をどりををそはつてもたをやかにはならんものだな」→踊りを教わっても嫋やかにはならんものだな。
「ぎをんのをなごにくらべるとをさなくていろけがない」→祇園のおなごに比べると幼くて色気がない。
「おまえのをちどではないから、さうしをれてをつてはこまる」→お前の落ち度ではないから、そう萎れておっては困る。
「おまえのをつとにならうといふをとこはほかにをるまいから、をくにむかへてやらんでもない」→お前の夫になろうという男は他におるまいから、奥に迎えてやらんでもない。
「をしどりのやうなめをとになりたいものだ」→オシドリのような夫婦になりたいものだ。
「あはうのやうなをかしなこゑでをめくな」→阿呆のようなおかしな声でわめくな。



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