ISwithレギオス

□出会い
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気が付けばレイフォンは空にいた。否、落下していたのだ。
「何で!?」
取り敢えず鋼糸を展開させて足場を作ろうと錬金鋼に手を伸ばす。その時、ふと違和感を感じた。錬金鋼がひとつ増えているのだ。
「これは……レストレーション」
レイフォンはその錬金鋼を手に取り、復元言語を呟く。そこに現れたのは白金の剣。グレンダンにいた頃使っていた武器、天剣であった。
「天剣!しかもこれはヴォルフシュテイン」
『ヴォルフシュテイン』
この言葉がキーワードだったのか、レイフォンの体は光に包まれた。
「わっ!」
そして現れたのは、天剣の頃に正装として着ていた服だった。
「これは……懐かしい…」
レイフォンは地表が近付いていることも忘れて昔を懐かしんでいた。
そのためレイフォンは、地面に突き刺さった。
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