旅行記

□行けそで行けないところへ行こう[四国三城編]
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【行けそで行けないところへ行こう[四国三城編]】


・1日日[3年半ぶりの一人旅]前半


今回の任務は長曾我部領(除く愛媛)の地理地形の調査だ。半兵衛とは連絡を取っているが彼自身は別の仕事に取り掛かっており、かわりにネコ2匹を同行した。
彼らは道中よく鳴いていたが、私には何と言っていたのかわからない。




黒猫かんべえ、またの名をくろにゃだ。今回は人間の旅行に同行したので記録を残しておこうと思う。

今朝の最低は18℃。早朝は曇っていたが、だんだん晴れて来た。やや涼しい空気だが、ひんやりとまではない。空港LIVEではまだ保安検査場は混んでないが、今からなのだろうな。すんなりクリアできればいいが。



三毛猫はんべえ、またの名をたけにゃかだよ。朝早くてねむ〜い。






0815 空港にスムーズに到着。非常に混むと噂の保安検査場もすいていたので、搭乗までまだ時間もあるため初めて展望デッキに行く。飛行機がいっぱいいると、特に乗る訳ではなくてもテンションが上がるな。

0830 喉が乾いたので北の保安検査場へ。ペットボトルは未開封だと特に問題なく機内に持ち込めるのだ。開封済みの場合はバーコードを読むような機械でチェックされるぞ!(結局どっちでも持ち込める訳だが。)

50人ほどの行列だったが3列のチェックインでスルスル進み、保安検査自体も4列あり、トレイにスマホを出したりカギを出したりしているうちにスルッと流れて終了。引っかからなくて良かった。

その先も椅子はたくさんあり、持参のパンで朝食。目の前で飛行機が到着しゲートとくっつき飛んでいく贅沢な眺め(^_^)




↑写真は撮ったけど、今回乗る飛行機ではなかったりするw



0955 
…よりやや遅れて海へ向かって離陸。滑走路が混雑して、金のFDA→プロペラのANA→今回の徳島便→シンガポール航空の順で滑走路の端で待機だった(^_^;)
ここの空港は元々飛行機混雑しているのに、5分10分おき・下手したら同じ時刻に出発便詰め込み過ぎなんじゃないの?


やや後ろめ窓際の席だったのだが、やはり雲はまだ多い。下がほとんど見えなかったり、着陸に向けては雲の中に突入していって多少の揺れがずっと続いたりした。雲の輪郭、まるで綿あめみたいなのが手の届きそうなところにあるので「氷と水の粒なんだよな」とわかっていながら感動した。こういう時に思い出すのは『紅の豚』だったりする。


航空券を購入するときの座席指定では隣は埋まっていたんだけど、実際乗ってみると隣は空席で超ラッキー!ドリンクサービスはコンソメスープをチョイス。熱々(+o+)
航路は玄界灘から瀬戸内海〜一度徳島空港を過ぎてからUターンして着陸したよ。


離陸競争で出発が遅れたとのことで、「1055よりは遅れて徳島空港に到着しました」のアナウンス。
東京からのANAとほぼ同着だったため、ロビーに出ると家族を迎えに来た人たちがたくさん待っていて驚く。各レンタカースタッフも4社、立ってブースの中からこちらに視線を投げて待ち構えている(仕事人として素晴らしい。)

トイレの手前にある、バス切符自動販売機で目的地・大塚国際美術館までの切符を購入。徳島駅行きの直行バスのボタンが目立っていて、「路線バス」のボタンに最初気付かずまごつく。停留所に行ってみると、御同輩は結構いてバスの椅子は全埋まり状態だった。



隣と後ろは東京からの若い女性3人組。明日は朝から水族館(四国水族館?←違うな、おそらく新屋島水族館)でアシカショーなどを見て、午後は酒造とタオル美術館、夜は道後温泉に泊まって明後日は松山から下灘に往復する話をしていた。高知は次回行くんだって。結構しっかり話聞いちゃった☆


彼女たちは美術館では降りなかったのだが、そうなると次のバス停で観潮船に乗るのか、その次の終点で渦の道に行くのか…。でも終点は割と道端に放り出される感じで渦の道までは実は九十九折りの車道を歩いて行かなければならず、それで今回は諦めた(-_-;)

1130 のバスだったがやや遅れて到着…1138頃だったと思う。待っている間に空港の写真撮ったりいろいろできたので良かった。




1218 大塚国際美術館に到着。1230からのボランティアガイドさんによるウォーキングツアーに参加(約40分間)。

あの女性は本当にボランティアなのかな。説明は堂に入っているし、服もお洒落でシャネルのブローチしているし、お客さんに呼びかけるのに「マダム」「ムッシュ」だし本職じゃないのかと思う…くらいに、何年もガイドしているんだろうな。



トラピックス『大塚国際美術館と鳴門の海の幸を食べる日帰りツアー』やクラブツーリズムの日帰りツアーのお客さんに混じって参加する。美術館内の客層はだいたい30〜80代、女6男4くらいの割合だろうか。通路やエレベーターも広いので車椅子やベビーカーのお客さんもいた。幼児〜学生はいなかったな…。まあ子供に面白い場所でもないだろうが。


ウォーキングツアーはシスティナ礼拝堂や古代のモザイク床(絨毯なんてまだないから、床は細かいモザイクで絵が描かれていたとのこと。ゲームさんぽのアサクリ・古代ギリシャの回で、何かそんな話を聞いた気がする…)、中世の宗教画、ラファエロの聖母子像、モネの睡蓮、ルネサンス・バロック〜カラバッジォまでの駆け足だったけど面白かった。

どうせ全5F、全ての絵を見るのは時間的に不可能だし、全部見たって頭パニックになるだけだし、知ってる絵・見たい絵だけをピンポイントで巡り、見なかったところはまた今度、という過ごし方しかあそこはできないと思う。風太のあつ森美術館だし。

↑あつ森内の美術館も、プレイヤーが集めた『本物』を展示してあるよね。でもその『本物』はソフトの数だけ存在しているのだから『複製』ではある。大塚国際美術館もそんなところ。任天堂とコラボして風太がいたらもっと楽しいと思うんだけどな(^_^;)



という訳でウォーキングツアーの後で美術館を途中退場。
切符売り場の人や外で庭木の手入れをしていた庭師の女性に地図を見せて尋ねながら次のポイント、大鳴門橋が見えるお茶園展望台へ。



大塚国際美術館のHPから地図を出して行ったんだけど、再入館口が今は閉鎖されているとのことで、正面入口からバスルートを歩き遠回り(-_-;)


1341 入口に鳥居のような木組みがある、鬱蒼と木々が茂る中に開かれた階段(一段が25cmくらいある石段)をエンヤコラ登って行くと、お茶園展望台に到着。美術館からはトータル15〜20分くらい。




美しい吊り橋の大鳴門橋と観潮船、白い波(たぶん渦潮)がよく見える。徳島の領主・蜂須賀家(小六殿の息子から始まる)の殿様もここに来ていたそうだ。


美術館内に掲示してあったが偶然にも今日は大潮。干潮が12:20、その前後1.5〜2時間が渦がよく見える時間帯とのことで、バッチリのタイミングに居合わせたみたい\(^o^)/。



展望台のちょっと先にはお食事処(渦見茶屋)もあったのだが時短のためそちらには寄らず、持参したおにぎりで昼食。時間のある方はこの茶屋や、美術館内にレストランがちゃんとあるのでそちらで食べてくれ。にぎわっていたぞ。


1421 美術館に戻り、1533の徳島駅行きのバスまで、ウォーキングツアーで行かなかったフェルメールなどをざっと見たり、好きな絵の場所を受付さんに聞いてダッシュで見に行ったりした。



地理学者(フェルメール)カッコイー(^_^)/~ 

天文学者はないのだな…。
ルネ・マグリットの「大家族」もなかった。残念。ホルバインの「二人の大使」はあった。

ミュージアムショップはレジが3つあったがこれまた長い行列。



後半へ続く。



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