戦国BASARA
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朝、起きて体をおこすと、異常なまで
の頭痛に襲われた。頭を抱えて、体を
縮めたものの、一分もしないうちに、
おさまった。頭が割れるかと思う程の
今の頭痛に顔をしかめた。ベッドから
降りようとすると、また頭痛がした。
そしてすぐにおさまった。あまりにも
痛みの激しい頭痛だったため、学校を
休む事にした。学校に電話をいれて、
千優にも電話をかける
「もしもし?」
『おはよう愛里ちゃん』
「おはよう。今いい?」
『うん。何?』
「頭痛が酷くて学校休もうと思うから」
『そうなんだ。私も朝起きたらひどい
頭痛がしたから休もうと思ってたの』
「そっか。大丈夫?」
『うん。愛里ちゃんは?』
「大丈夫。ありがとう」
『こちらこそ』
「じゃあね」
『うん』
電話を切ってから携帯をベッドに置い
て横になると、すぐに眠気がやってき
た。あたしはそのまま瞼を閉じた。
そのまま、深い 深い 眠りに落ちた