Mihael=keehl

□幸せの終わりのその先
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しばらくすると、きれいなホテルのようなところに着いた。
ここにニアはいるのだろうか…?









「行くぞ」
「うん……」
私はメロについてホテルの中へ入る。
きれいな長い廊下を2人で歩く。
すると、メロは1つの部屋の前で立ち止まった。









「ここで待ってろ」
そして、私を置いて中へ入って行ってしまった。









待ってろって言ったって……
私、何してればいんだろ…












とりあえず、ドアの前で待っていると数分後に女の人とメロが出てきた。
金髪で髪の長い綺麗なお姉さん。
お姉さんは私の顔を見ると一瞬驚いた顔になったが、どういうふうにとらえたのかは分からないけど私に微笑んでくれた。
悪い人ではないことはわかった。
でも、悪い雰囲気なのは理解した。
メロがお姉さんに向かって銃を突き付けている。
すると、お姉さんは何も言わず歩き出す。
メロもお姉さんの後をついて行く。
状況が呑み込めない私は黙ってメロとお姉さんの後を追った。
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