Mihael=keehl

□幸せの終わりのその先
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「メロやめて?私、ニアが死ぬところみたくない」
私は、この部屋に入って初めて口を開いた。
2人の男と金髪のお姉さんは私が話し出すと驚いた顔をしていた。











「…チッ……ニア、俺はお前が持っている俺の写真を取りにきただけだ」
メロは私を横目でみながら舌打ちをして銃を下した。







「はい、写真はこれ1枚です。複製等は決してありません。ワイミーズハウスのメロの顔を知っている者すべてを対象としてあります。」



そういって、写真をメロに投げる。




「100%とは言えませんが、メロがノートで殺されることはありません」



写真を見ると幼い顔に傷がついてないメロが写っていた。
裏にはメロの本名まで書かれている。





「用事はそれだけですか?」
「……あぁ」
「その方は誰ですか?」
すると、ニアはこっちを見ずに私を指をさした。









「お前には関係ない。………ニア、どうせ行きつくところは同じだ。そこで先に待っている」
そう言ってメロは先に出て行ってしまった。












「あなたは行かなくていいんですか?」
ニアはパズルをしながら私に言う。
2人の男の人も綺麗なお姉さんも私が出て行かないことに驚いている様子。
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