Mihael=keehl

□幸せの終わりのその先
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「…ありがとう」
ニアが承諾してくれたことにホッとして立ち上がる。
そして、出入り口の黒いドアまで歩いて行く。
途中、男の人2人と金髪のお姉さんとすれ違って何かを言おうとしていたけどニアがそれを制した。










「さよなら…ニア」
私は扉を出る寸前に小さい声で言った。
ニアに聞こえていたかはわからないけれど。












黒い扉を出るとメロがチョコを食べながら待ってくれていた。










「おそい」
明らかに不機嫌な顔をしているメロ。






「ニアと何話してたか聞かないの?」
「聞いても言わないんだろ」
「うんっ」
私は笑いながらメロと手をつないだ。
メロは相変わらず不機嫌そうだけど、私の手を握り返してくれる。









こんな些細な幸せがいつまで続くんだろうと思う。
私はこれ以上望まないのにこの幸せの終わりはやってくる。
近いうちに。
その時私はやっぱりメロと一緒にいたいと思った。






























“ニア、もしメロがキラによって殺されたとき……私の名前をデスノートに書いてほしいの”






















→アトガキ
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