Mihael=keehl
□Happy new year!
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今年もあと少し・・・
みんなで年を越したかった私はマットに電話して夕方に来てもらうことにした。
メロは今日は仕事は休みなのか朝から寝てばっかり・・・
多分、メロにとって年越しっていうのはどうでもいいことなのかもしれない。
イギリスでは年越しってあんまり祝わないのかもしれないしね♪
それより・・・
何を作ろうかな・・・
普通なら蕎麦を食べるものなんだけど・・・
メロとマットが蕎麦食べてるところなんか想像できないし・・・
とりあえず、私はメロの好きなチョコレートケーキを作ろうと準備をする。
数分後・・・
私が生クリームチョコを作っている時にメロが起きてきた。
「あっ、メロおはよう!今ねチョコケーキ作ってるから」
「ふぅーん」
メロは興味なさそうに後ろから抱きついてきて私の肩に頭を置く。
「チョコケーキ嬉しくないの?」
不安になってメロの方を向く。
「・・・・・・今日、マットもくるんだろ?」
小さく呟くように言うメロ。
息が耳に吹きかかってくすぐったい。
「うんっ!マットにくるように電話しといたからっ」
「はぁ・・・・・」
ガリッ
「痛っ!!」
突然耳を噛まれた。
「メロひどぉーい」
「どこがだよ、甘噛みだろ」
「甘噛みでもいたいのっ!ケーキ作りの邪魔するならソファで待ってて!」
メロを無理矢理ソファに座らせる。
「邪魔じゃねーだろ」
「耳に噛み付いた時点で邪魔してるっ!これ以上邪魔してきたらケーキ食べさせないんだからねっ!」
「・・・・・・・・」
「そっ、そんな怖い顔してもダメなんだからね!」
「・・・・・・わかったよ」