Mihael=keehl

□幸せの終わりのその先
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「今夜、ニアのところへ行く」
「…私も行きたい」
「ダメだ……って言ってもついてくるんだろ?」
「うん」






私はニアにあったことがない。
でも、どんな人なのかは知ってる。
メロがニアを超えるっていってたし…
マットにもメロとニアは仲が悪いって聞いてる。
ワイミーズ育ちでメロより頭がいい人。
それくらいしか知らない。













「ニアってどんな人?」
「知らね」
メロはあんまりニアについて聞いてほしくないのか銃の手入れをして答えてくれない。









「イケメン?」
「……」
メロは、私の顔を睨みながら銃をカチカチとならす。










こ、こわいよ…
私はニアに会う前にメロに殺されると思い、それからは黙っていた。
メロは急に黙った私を何とも思わないのか、銃を触りながら考え事をしているようだった。







私、ニアにあったら何話そうかな…
多分、こんな呑気なことを考えてるのは私だけ。
ニアに会うと私はメロにしゃべらせてもらえないと思う。
それは分かっている。
だけど…ニアにあって1つだけお願いしないといけないことがある。
引き受けてもらえるかわからないけれど…
私は言う決意をして、夜になるのを待った。
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