Mihael=keehl

□ポッキーゲーム
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「ポッキーゲームって知ってる?」
私はソファーでポッキーを食べながらふと思った。
それはまだ日本の学校にいた時に一時期流行っていたゲーム。











「知らね」
メロはパソコンから目を離さず言う。








まぁ、なんとなくそうだと思ってたけどさ。
いくら馬鹿な私だとはいえ、外国にポッキーがそんなに出回ってないことくらい知ってる。









「でしょうねー」
予想通りの答えだからつまんない。
私はポッキーをくわえてパキッと音をたてて食べる。














「で、何なんだよ」
メロはパソコンから目を離し私を見る。
ポッキーゲームなんかに興味はないと思ってたけど一応はあるらしい。




「恋人がポッキーを両端からくわえて食べて、先に口を離したほうが負けっていうゲーム。お互いが口を離さずに食べきったら、その2人はキスをすることになるんだけどね」
私はメロにわかるように自分のポッキーを使いながら身振り手振りで教える。
すると、メロはジッと私を見ていたが急にフッと笑う。
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