とある隠れ変態の物語
□びっくり、現場発見!
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柚子の提案に乗る事にした尚輝は、現在生徒会室の前にいる。何故紅茶をご馳走する為に生徒会室に来たのかというと、
「私、こう見えても風紀委員だから。ここは自由に使わせてもらってるの。さぁ、入って」
彼女の言葉に甘えて入る、は良いのだけれど――。
そこには。
「っ、…………!!」
薫さんと
瑞穂さん…………。
が。
「あらぁ〜、お邪魔でしたぁ♪」
とか言いつつ、薄型カメラでバッチリ現場を抑える。
ここでぽかんとならなかった彼女は、何と言うか、
多分、こういう現場慣れをしているのだろう。
「ふん。仕方ない、続きはオレの家で」
「ま……まだするんですか……」
「お前だって満足してないだろうが」
この二人って、
こういう関係だったのか……。