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□慣れない行為
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「さ、斎藤先輩・・・?」
「な、なんだ?」
敷かれた一組の布団。
それを挟む形で向き合う私達。
「きょ、今日の旅行、た、楽しかったですね!」
「あ、あぁ・・・///」
私が恥ずかしい気持ちを抑えて笑顔で問い掛けるのに、斎藤先輩は顔を紅く染めて、私から目を反らした。
先輩!!
そんな可愛い顔しないで下さい!!
自分と同様に狼狽える先輩を見る事なんてめったに無くて、初めて見る先輩のそんな表情が可愛いくて可愛いくて、今直ぐにでも大好きです! って叫びたい・・・・・
「せ、先輩?」
「な、なんだ?」
「そ、そろそろ寝ませんか?」
「そ、そうだな・・・・・!」
私の言葉と供に、斎藤先輩は布団の中に体を埋めていき、お互いに背中合わせで横たわる。
私の後ろに先輩が居る。
そう思うと、壊れてしまうんじゃないかと思うくらいドキドキと心臓が暴れ回る。
「詩織・・・・?」
鼓動を必死に収めようと頑張っているのに、先輩が私の名前を呼ぶ。
せ、先輩!
貴方は私を殺す気ですか!?
「は、はい!」
胸元の浴衣をギュッ、と握り絞めながら、ゆっくりと先輩の背中に向き直る。
「俺は、あんたを好いている。」
そう言いながら、先輩がこちらを振り返り始める。
「わ、私だって先輩が好きです///」
は、恥ずかしいよ!
先輩と向き合うのが恥ずかしくて、私は俯いた。
「顔を、見せてはくれないのか?」
少し寂しげに呟く先輩。
顔を上げる事が恥ずかしくて、瞳だけ斎藤先輩に向けた。
「っ!!!」
瞬時、先輩の顔がまた紅く染まる。
「せ、せんぱ・・んっ」
先輩、そう言おうとしたのだけれど、それは先輩の唇が私の唇に重なり、何処かに消えて行ってしまった。
「あまり俺を煽るな」
そう耳元で囁かれる。
「やぁ・・・////」
先輩の吐息が耳にかかってくすぐったい。
「好きだ、詩織・・・」
「ん、ふぅ・・ん」
最初の噛むような甘いキスがどんどん激しさを増す。
「ん、はぁ・・・んぅ」
ビチャビチャと卑猥な水音が、部屋に響き渡る
先輩の舌が、私を求め口内を暴れ回り、貪り尽くす。
気を抜けば、何もかも先輩に持っていかれそうだ
「はぁ・・・ん・・・・・ふぁ!?」
先輩の手が、私の胸の突起を撫で始める
「いやぁ・・・・・せん・・・・ぱぁい」
「どうした?」
ふっ、と笑いながら胸の頂きを口に含み、コロコロと遊び始めた。
チュパチュパ
「せん・・ぱぁ・・・・・・・・・あっ!!」
胸に刺激が走った瞬間、目の前が弾けた
「まだ終わってないぞ」
先輩の手が私の胸を揉みしだく
「やぁ、せんぱ・・・////」
「あんまり俺を焦らせるな」
「や、先輩、だ、めぇ・・・は////」
先輩の舌が秘部の突起をつつく
「ふぁぁ!!!」
「何が、駄目だ・・・」
突起物をつついたり、舐めたりする先輩
「すまない、もう・・・・」
ズプズプ
「やぁ・・・!!!」
「くっ、締めるな・・・・」
先輩が私の中に入って中で更に大きさを増していく
「せん、ぱぁい・・・・・」
「っ、動くぞ・・・・」
ズチュ、ズチュ
「いや、せんぱ・・・・激し・・・///」
パン、パン、パン
「あ、んたが、可愛いすぎる、からいけないん、だ・・・///」
最奥を求めて、奥へ奥へとついてくる。
グチュ、ズプズチュ
「あ・・・・ん、ふぁ、や」
「っ、くっ」
パンパンパンパン
「いぁ、んあ・・・・はっ・・」
ズチュ、パン
ズチュ、パン
「詩織・・・・・!!」
「はじ、め、せんぱぁ・・・///」
「っ、くっ、詩織!」
「あぁ!!!」
ビクンッ、と背中を反らせば、私の中に先輩が生暖かな何かを吐き出した。
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貴方とのこの行為は、何回しても慣れないものです////
end
(詩織、俺はあんたに悪戯する事を忘れていた・・・・・)
(え、いや、別に無くても大丈夫ですよ?)
(いや、段階を忘れてはならない、もう一度しよう!)
(えっ、ちょっと先輩、あ、ん・・・・いやぁ・・・あっ////)