恋戦学園
□クラブ紹介
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「おはよう。昨日はよく寝れた??」
『!謙信さんっ!よく寝れました!ぐっすりです』
教室に入るとすでに謙信さんが教卓にたっていた。
私は舞い上がり返事を返す。
「ぐっすりすぎて寝坊でしたけどね」
『うるっさいなぁ…いいでそ別に』
やはり幸村は私に突っかかってくる。そういう趣味を持ってるのだろうか…
よい子の皆は真似しないようにね!☆←
「あはは、寝れたのなら良かったよ。さて、皆席についてくれる〜??」
私は幸村に文句を言いつつ席に座ると謙信さんを眺めた。
何百回…いや、何億回見ても飽きない。
本当に愛してますっ謙信さん!
一万年と二千年前から愛してます!←
「最初も言いましたがニヤニヤはやめて下さい。イライラします」
『だーかーらっコレはニヤニヤじゃなくてニコニコなの!』
ズバッと小声で言い返す、私はふとした事に気が付いた。
幸村はニヤニヤがイライラする、と言った。
皆さんお分かりだろうか…私がニヤニヤ、いやニコニコするときは必ず目の前に謙信さんがいる
も、もしかして…幸村はそっち系!?私に謙信さんをとられるのが嫌で…
「あれ、何でしょう。物凄く不愉快な勘違いをされてる気がします。」
『謙信さんは渡さないんだからねっ』
「……」
幸村が何なんだこいつは、と思ったのは言うまでも無い