JUMP+1
□桜子のアプローチ
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放課後になってあたしたちは
靴を履きかえて外に出た。
さすがに10月になると肌寒い。
あたしの通ってる学校は
更衣期間が無いから
気温に応じた服装が出来る。
あたしは、9月の最初らへんから
カーディガン着はじめた。
涼「…くしゅん。さみぃ…」
『あ、あたしジャケット持ってきてるけど着る?』
涼「まぢで!?着る02」
あたしと涼介、悲しいことに
身長が変わんないし、
ボタンとか閉めないから
ウエストの問題は大丈夫。
桜「あら、名無しさんちゃんたちじゃない。今日は2人なの?」
『うん。裕翔たちは用事があるらしくて……』
桜「あら、そうなの?」
『あ、姫白さん?』
美「あ、桜子の幼なじみの姫白美樹です。よろしくね。薮さん」
『あ、名無しさんでいいょo(^-^)o』
美「じゃあ、あたしも美樹でいいよっ」