JUMP+1

□桜子のアプローチ
1ページ/9ページ


放課後になってあたしたちは
靴を履きかえて外に出た。

さすがに10月になると肌寒い。
あたしの通ってる学校は
更衣期間が無いから
気温に応じた服装が出来る。
あたしは、9月の最初らへんから
カーディガン着はじめた。


涼「…くしゅん。さみぃ…」

『あ、あたしジャケット持ってきてるけど着る?』

涼「まぢで!?着る02」


あたしと涼介、悲しいことに
身長が変わんないし、
ボタンとか閉めないから
ウエストの問題は大丈夫。


桜「あら、名無しさんちゃんたちじゃない。今日は2人なの?」

『うん。裕翔たちは用事があるらしくて……』

桜「あら、そうなの?」

『あ、姫白さん?』

美「あ、桜子の幼なじみの姫白美樹です。よろしくね。薮さん」

『あ、名無しさんでいいょo(^-^)o』

美「じゃあ、あたしも美樹でいいよっ」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ