テニプリ
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-inテニスコート-
柚「はよ、皆そろとる?」
各学校の部長を前にして柚は言った。
跡「日吉の奴がまだだな。」
幸「赤也以外は来てるよ。」
白「光が来とらんな。」
手「リョーマ以外は全員いる。」
柚はそれを聞き、従弟達がまだ来ていないのを疑問に思い、従兄達に尋ねた。
柚「国、弦、蔵、出てくるときあいつらどうしてた?」
その質問に3人は声をそろえて
手田白「「「爆睡していたぞ/してたで」」」
といった。
柚「そうけ…
…ん?」
柚はいきなり頭にのせていた眼鏡をかけると耳に指を当て話し始めた。
柚「もしもし?
…おん…おん…え、あいつら4人ともダウン?
…おん…おん…いや、今から行くわ。
あ、零兄と藍姉起きとるやろ?
コーチ頼んどいて。
ほなな。」
柚が眼鏡を戻すと桃城が質問してきた。
桃「結局あいつらどうしたんスか?」
柚「んー、なんか熱出したらしいわ…
3人とも昨日の夜なんかおかしいことあった?」
柚は元気な従兄に尋ねた。
手「そういえば、昨日若と赤也が帰ってきたのは12:00を過ぎていたな…」
白「そういえば、そうやったなぁ…」
田「光とリョーマが帰ってきたのも12:00を過ぎていたぞ?」
従兄達がそういうと柚は溜息を吐いて、
柚「多分、お風呂上がったあと、テニスコートつかったんやろな。
皆そろうん久々やったし。
で、そのまま汗流さんと寝たから、風邪引いたと…
アホちゃうか、あいつら…
まぁ、ええわ。
とりあえず、見舞い行ってくるからあとよろしゅう。」
と言った。
手「零さんと藍さんが来るのだろう?」
柚「おん。ほなな〜」
柚はそういうと、家のほうへもどって行った。