テニプリ
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跡「う、うそだろ…」
謙「まさかやで…」
しばらく皆呆然としていた。
特に、柚の通う氷帝陣と柚の通っていた四天陣の驚きは大きかった。
零「嘘は言っていないよ?ねぇ、若。」
日「えぇ。正真正銘零さんたちは世界ランキングの上位に位置しています。」
日吉の言葉を聞き、金色が恐る恐る声を出した。
金「じゃぁ…もしかして…『全てを支配する者たち』って…」
白「柚達3人を合わせた通り名や。」
白石がそういった後、テニスコートのほうで大きな音が聞こえた。
零「柚!?藍!?」
テニスコートのほうを向くとボールが真っ二つに割れ煙が漂っていた。
幸「なにが起きたんだい!?」
幸村がそういった直後、零のこえが響いた。
零「柚!藍!あれほど、ボールを壊すなっつったろ!」
零がそう言った途端周りは再びフリーズした。
跡「え…?」
仁「は…?」
宍「いま…なんて…?」
柚「ごめん、零兄。勢い付きすぎてもーて(笑」
藍「あたしもー!だからそんなに怒んないでー!(笑」
そういって笑いながら話をする二人に零は呆れていた。
零「はぁ…まぁ、いい。
もうそろそろ晩御飯だろう?行かなくていいのか?」
柚「お、もうそんな時間なんや?
おーい、固まってる人たちー、食堂いくでー!」
柚の声にようやく元に戻った跡部たちは柚達のあとについて行った。