小説投稿場

皆さんの書いた3Rの出てくるGE小説(パロディやらR-15)を投稿して下さい!

※注意※
R-18のグロやらホラーは大丈夫ですが、あの…その、そっち系はピュアな奴とかいそうなんで禁止です←

3Rの中でCP組ませるのは禁止ですよ←
僕は別に構わないけど、後の二人は何て言うかわからんしw

3R×キャラ(勿論逆も)のCPなら許しますよ!

((3R本人達も小説書き込み可能))
学パロやら、現実パロやらもオッケーですよ!

皆さんの投稿お待ちしてます!

[レス書込]

02/06(Mon) 18:30
自分。《2―闇―》
水刻 狼旋/蝋燭

マエガキ
とりあえず読む前に2月6日の俺の日記を読むべし

ネタに乏しくなってきたんでここまでの小説を巻き込んでいきますご了承ください
さらにココからキャラ崩壊が凄まじくなっていきます申し訳ない。
どんどんキャラが俺の書きやすいものに変わっていってしまう・・・

あと
著者がセリフの前に人物名つけるのめんどくさくなったらしいよ

ところでリアンは闇斗のことをなんて呼ぶんだ・・・??
勝手に考えるぞ



本編

気が付くとそこは闇だった。
真っ暗、というか目の前が黒く塗りつぶされているような感じがした。
なのに、何故か自分だけは光り輝いている。
自分の周りが暗いのか、それとも自分が明るいのかはわからないのだけれど。
ああ、自分は死んだのか、とリアンは一人思う。
確か狼旋を突き飛ばして、そのあと・・・
そのあと、どうなったのだろう。
よく覚えていない。おそらくあの矢が突き刺さったのだろう。
なるほど、人は死の瞬間という物がわからない物なのか、と一人納得する。
だけど、その上で死んだ後も意識が残るのはなんだか酷い、と思った。
死んで、考えることすらできなくなったなら、ある意味楽だ。
自分が死んで悲しむ人のことも、そうでない人のことも、何も考えずにいられる。
そう、今の自分のように意識があれば、嫌でも残してきた人々が頭に浮かんでくる。
あぁ、また闇斗兄と喧嘩したままだ。
こんなことになるなら、素直に謝っておけばよかった。
狼旋、何か悩んでるっぽかったな。
あの時、自分の話に夢中になってないで、聞いておけばよかった。
レイジにも、最期の最期まで、迷惑かけっぱなしだった。
何でだろう。
涙が。
涙が止まらない。
もう、死んでいるはずなのに。
何で、涙が頬を伝う感触はこんなにハッキリしているのだろう。
酷い。
こんなの、酷いよ―――


どれくらい泣いただろうか。
涙は後から後から溢れてくる。
ふと気が付くと、目の前に光が浮かんでいる。
涙を拭い、覗き込むと、そこには何処か見覚えのある風景が広がっていた。アナグラ、だった。
そして、やはり見覚えのある人影が歩いてくる。
狼旋と、レイジだった。
何か、大きな鞄を抱えている。あれは神機のケースだろうか。
二人は何事かを話し、そして奥の扉―おそらく出撃ゲートだろう―に入っていった。
そこにリアンの姿は無かった。
では、あれは「その後」の風景なのだ。
間違い無い。今まで狼旋、レイジの二人でミッションに行っていたことは無かったはず。
つまり、二人は生きているのだ。
ああ、よかった――と、今度は安堵で涙が落ちる。
次に、二人は鉄塔の森と思われる場所を歩いていた。
神機を握り、二人話すことも無く歩いていた。討伐対象を探しているのだろうか。
どこか、二人には違和感があった。小さな小さな、違和感。
と、その時。
一体のオウガテイルが、レイジの頭上に躍り出る。
狼旋が何か叫ぶ。(「上だ」じゃないy(ry)
レイジは咄嗟に後方へとステップする。
一瞬遅れて、レイジが居た場所にオウガテイルが着地する。
二人らしくなかった。
いくらなんでも、極東最強クラスの二人がオウガテイルの気配に気づかぬはずがない。
あのステップが少しでも遅れていたら、レイジも今頃リアンの仲間入りだっただろう。
そのまま戦闘態勢に入った二人だったが、リアンの違和感は消えることは無かった。

そこまで見せて、目の前の光は消えた。
どういうつもりなのだ。
自分に懐かしい仲間の姿を見せて。
これ以上、私を苦しめようというのか。
呟いていた。呟いたつもりだった。
それはやがて大きくなり、気が付くと彼女は叫んでいた。
帰りたい、と。
許されるならば、懐かしいあの二人の元へ帰りたい。
帰って、話したい。歌いたい。遊びたい。
帰って、また――――
笑いたい。





闇は、晴れていた。

PC
[削除]


[戻る]
[レス書込]
[TOPへ]



©フォレストページ