小説投稿場
皆さんの書いた3Rの出てくるGE小説(パロディやらR-15)を投稿して下さい!
※注意※
R-18のグロやらホラーは大丈夫ですが、あの…その、そっち系はピュアな奴とかいそうなんで禁止です←
3Rの中でCP組ませるのは禁止ですよ←
僕は別に構わないけど、後の二人は何て言うかわからんしw
3R×キャラ(勿論逆も)のCPなら許しますよ!
((3R本人達も小説書き込み可能))
学パロやら、現実パロやらもオッケーですよ!
皆さんの投稿お待ちしてます!
[レス書込]
02/29(Wed) 13:58
[シリアス]染まれ、4[R-15]
啓御
莉闇は、入り口から出る所で足を止めた。
怖い、喋るのが怖い、どうしよう、どうしたらいい?
狼旋やレイジを見ると息が出来なくなる、涙が出そうになる、死にたくなる。
つらい、つらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらい
駄目だよ謝らなくちゃ、自分らしくない。
何時もみたいにヘラヘラして明るく……違う、私は好きでヘラヘラしてたんじゃない
明るくなんて優しくなんてない!
私は本当はただ臆病で弱虫で…!
あああああああああああああああああああああどうしてどうして!
どうして僕じゃあないんだ!
「莉闇!」
ドクンッ、と心臓が跳ねた。
振り向くと、アリサが心配そうにこちらを見ていた。
「あ…アリ、サ…」
はっはっ、と荒げた息を整えながら名前を呼ぶ。
アリサはそれを確認すると、微笑みまた戻りましょう?と問いかけた。
◎
再び戻ってきたアリサと莉闇に苦笑いしながらも、部屋に入れた。
莉闇は少しうつむいているが、泣いてたのだろうか目が腫れていたのがわかった。
「ろ、狼旋、レイジ…生きて、て良かっ…、僕のせいで…ごめ…、なさ…っ」
涙声ではっきりとはしないが、謝っているのがわかった。
アリサは莉闇の背中をなでるながら、良かったですね、と呟いた。
「莉闇が謝る事じゃないだろ? 俺達二人の不注意さ」
レイジがそう言って、だよな、と俺にも聞きかえしてきた。
「……あぁ、何があったか少し思いだせないけどな、少なくとも莉闇のせいじゃねーよ」
そう薄く笑っていえば、莉闇が目を見開いた。
ヤバい、言葉を間違えたか、と思ったが
「あははっ! 二人はそんなヤワじゃないよねっ、そうだよねっ!」
そう笑いながら笑顔になったのだった。
アリサや、俺達は莉闇が最後の一緒沈んだように静かな顔をしたことは知らなかった。
PC
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