小説投稿場

皆さんの書いた3Rの出てくるGE小説(パロディやらR-15)を投稿して下さい!

※注意※
R-18のグロやらホラーは大丈夫ですが、あの…その、そっち系はピュアな奴とかいそうなんで禁止です←

3Rの中でCP組ませるのは禁止ですよ←
僕は別に構わないけど、後の二人は何て言うかわからんしw

3R×キャラ(勿論逆も)のCPなら許しますよ!

((3R本人達も小説書き込み可能))
学パロやら、現実パロやらもオッケーですよ!

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08/03(Fri) 15:31
自分。<6>
水刻狼旋/蝋燭


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「・・・ああ、何か・・・無謀な行動が多くなったっていうか・・・」
周囲を見回すと、先程まで任務に出ていたカレルとシュンが、神機を携えて整備場に入ってくるのが見えた。
さっきの声は、彼らのものだろう。
そのまま二人は此方に歩いてくると、
「おう、リッカ。丁度いい、俺らの整備も頼む」
と言い、いつもどおり神機ケースを手渡し、去ろうとした。が、狼旋が後を追い、カレルの肩を掴む。
「なあ、レイジが変、ってどういうことだ?」
カレルはこいつ、知らないのか、とでも言いたそうだったが、すぐに「ああ、お前はついこの間までダウンしてたんだもんな」と言い、こう続けた。
「最近のレイジ、無茶な行動が増えたっつーか、こう・・・上手く言えないけど、危なっかしいんだよ。アラガミの背後を素通りしたり、逆に何も無いところに銃弾打ち込んだり・・・。そんなのはまだ可愛いもんで、酷いときはサリエルをオウガテイルと見間違ってたぜ」
サリエルと、オウガテイルを見間違える・・・?そんなこと、いくらなんでもあり得ない。
「それ、いつごろからだ?」
「そうだな、丁度コウタなんかとシユウ討伐に行ったくらいからだな」
アリサからシユウのときの様子は聞いている。
何でも、シユウがコクーンメイデンに見えていたらしい。
「・・・こう言っちゃ何だが、お前ら、呪われてるんじゃないか?」
「呪い・・・って、何に?」
シュンの唐突な言葉に、狼旋は動揺を隠せなかった。
「例の、お前の骨をへし折った犯人に、だよ」
負傷してもうかなりの時間が経つが、まだあのときの記憶は戻ってこない。
榊は一時的なショックが原因だと言っていたが。
「あんときの記憶、ねえんだろ?そりゃ、犯人に消されたからじゃねえのか?で、お前とリアンは怪我をしたが、レイジは傷を負ってねえ。だから、呪われてるんじゃねえかってこと」
なんとも無茶苦茶な話だったが、その言葉は妙に狼旋の心を抉った。

何かが、おかしい。
カレルらと別れたあと、狼旋は自分でも気がつかぬうちにレイジの部屋へと向かっていた。
さっきカレルたちとミッションに出ていたなら、今は部屋にいるはずだ。
インターホンを鳴らし、返事を待つ。
出てこない。もう一度鳴らす。
・・・嫌な予感しかしない。
もう一度鳴らしてみたが、返事は無い。
そう思うと同時に、ポケットの携帯が電話の着信を知らせる。
取り出してみると、レイジからであった。
「・・・もしもし・・・?」
恐る恐る尋ねると、電話口からは予想もしない言葉が飛んできた。
「今、何処にいる?とりあえず、リアンの部屋に来い!」
その言葉を残して通話は切断された。
(・・・何なんだよ・・・)
とりあえず、リアンの部屋へと向かう。

人員が増え、階級も上がったことで三人の部屋はあまり近よってはいないので、リアンの部屋にたどり着くのには思ったより時間がかかってしまった。
小走り気味にリアンの部屋のドアノブを握る。
そのまま開こうとすると、部屋の内から何かが聞こえる。
「・・・・・・・・・・・・・!!」
「・・・、・・・・・、・・・・・・・・!!」
二人の人物が、怒鳴りあいながら会話している―正確には、喋っているのは片方で、もう片方は何を言っているのかよく分からない。
これはただ事ではない、と狼旋はドアを開け、部屋に飛び込んだ。
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PC
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