漆黒の月、緑の未確認生物
□ACCIDENT
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鴉濂とルキア、恋次は長期任務に出かける一護を見送りに来ていた。
「滞在任務でも、隊長が呼ばれるのか…大変だな、王族特務は…」
恋次がボソッと呟いたと同時に一護が三人の元に着いた。
「隊長。伝令神機です。これで我々と連絡を取って下さい」
すっと差し出す鴉濂。
一護はそれを受け取り、笑った。
「ありがとな。鴉濂。」
伝令神機を懐に仕舞うと一護はルキアと恋次を見た。
「じゃあな。行ってくる。」
その言葉に二人は頷く。
そして王族専用の穿界門が開かれた。
「行ってくる。」
その言葉を最後に穿界門は閉じて消えていった。