漆黒の月、緑の未確認生物
□〜PROLOGUE〜
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一護は師匠の一人である四楓院夜一から斬魄刀の解放の事は聞いている。
卍解は、斬魄刀の最終奥義である…と。
「しかし、お前が聞いたのは常時解放型ではない場合だ。
しかし、私は常時解放型の斬魄刀。皆の物と例外が一つ二つあっても可笑しくはない。」
斬月はきっぱりと言い切った。
「常時解放型特有の最終奥義…『天解』。
名は…『無月』だ。」
「…最後の月牙天衝と同じじゃねぇか…!」
一護は驚愕する。
斬月は頷く。
「最後の月牙天衝と天解は同じような物だ。ちなみに言うが、天鎖斬月も前のから最後の月牙天衝を手に入れた後の姿になるからな。」
一護は頷くしかなかった。