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□背中 (龍翔)
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今日の授業は大好きなダンスレッスンだった。
「おチビちゃん、ココなんだけど…」
俺は、ダンスは得意だから、人に教えるのも出来た。
「ここはだなー」
タンッとステップを踏む
「さすがおチビちゃん」
「こんなもんで、わかったか?」
「あぁ、サンキュ」
さて、そろそろ時間かな、というところで事件は起こった。
「翔君、危ない!!」
クラスの女子の悲鳴が聞こえた
「へ?」
振り返った瞬間、衝撃を受けて倒れ込む。
「…っ…」
何事かと顔を上げると目の前に見慣れたクラスメートの顔