07/19の日記

23:08
成長と退化
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突然ですが 語彙力の無さ、という己の中に蔓延る呪いに近い枷を私は常に感じています。
気持ちを表現したいとき、どんな言葉が一番適切なのか……いつも悩みます。
悩むわりには感動した創作作品への感想の場合、素敵!素敵〜〜!!と叫ぶだけでだいたい終わってしまうのですが。

話は変わりますが、糟糠の妻(そうこうのつま)という言葉を今年に入って初めて目にした方、聞いた方は多いのでしょうかね?
苦労した時期を懸命に支えてくれた献身的な良い奥様的な意味で今年の初旬頃は某バンドの人の不倫の話題で書かれていたワードですね。
私は正直言うと見慣れない言葉で、読み方がわかりませんでした。
【吹雪の脳内での出来事】
糟糠……なんて読むのかな……?糠って、ぬかの事だよね?……て、ことは糠のつく言葉?……ぬかがつく言葉……う〜ん……ぬか床?……漢字違ぇじゃん……ぬか……ぬか……ぬかのつく言葉……………まさか、ぬかろく?これ、ぬか六って読むの?!いやいやいやいや!!漢字違うし!!
真っ昼間から何考えてるのアタイ!!沖田さんが千鶴ちゃんとぬか六してる話が読みたいとか何考えてるの?!しっかりしろ、私!それはどちらかと言うと原田さんの担当か、むっつりリミッターがうっかり外れた斎藤さんっぽい話じゃない!!…………いやいやいやいや!!そうじゃない!!そんな妄想をしてるんじゃない私!!!

……そんな脳内でのひと悶着が開催された後、糟糠の妻をぬかろくのつまと頭の中で間違って読んでしまう呪いにかかりました。唯一救いだったのは誰かと話しているときに糟糠の妻というワードが登場する事が全く無かった事です。皆様もどうぞお気をつけください。
ぬか六の意味がわからないお嬢さんは決して、ぬか六 意味 と検索しないように!そのままの綺麗な心で居てください。


さてさて。子どもの頃は大人になったら難しい言い回しとか使いこなせる様に自然となるものなのかと思っていました。
子どもの頃って、大人が話している事が難しくて意味わからんな〜と思う事ありませんでしたか?
吹雪は小学校低学年の頃、徹子の部屋を何となく観ていたけど、徹子の話がサッパリ訳わからなくて『きっと大きくなったら徹子の話、理解できるようになるんだろうな』とボンヤリ思ったものでした。
しかし成長しても、言葉は理解できても意味は理解できない、みたいな事は徹子に限らずあるもので、そんなとき何だか自分のアホさにガッカリするのです。

意味がわからない言葉は何となく『こんな意味かな』と予想して完結して良い時と悪い時がありますが、吹雪の場合『やっぱり調べておけば良かった』と後悔する悪いパターンばかりです。


例えば、野球の練習でノックというものがありますが、遥か昔の私はノックという言葉はドアをコンコンと叩く合図の事か横山ノック氏みたいな、人の名前の2つのパターンしか知りませんでした。
中学生の頃、道徳の授業で千本ノックを頑張った少年の話を読んだとき、野球の練習の一環であるノックという言葉を知らなかった私は、話の中にやたらと出てくる千本ノックという言葉を人名だとすっかり思い込み、話の意味が全く理解できず頭を抱えたものでした。

そして!今年デビュー20周年!人生の半分以上KinKi Kidsが好きな私ですが、最近まで歌詞の意味を完全に勘違いしていたところがありました。
Lアルバムに収録されている 命のキセキ という曲(めっちゃ良い曲)があります。
サビに入る前の歌唱が盛り上がる歌詞の一節『夜のしじまを越えて』という所が凄く好きなんです。
……好きなんですが、最初に聴いたときから心の中に『しじまって何や?』という疑問がありました。
しかしあろう事か私は……しじま?……しじみと名前似てるし、きっと貝の仲間だろう……という謎の貝類を脳内で作り出してその答えに納得しまいました。
その結果、とっても良い曲なのに、聴いているとサビに入る前、暗い夜の世界をKinKi Kidsの二人が変な貝を飛び越える謎の絵面が頭に浮かぶようになってしまいました。
静寂と書いて(しじま)と読むのは親友と書いて(ダチ)と読むのと同じノリなんですかねぇ?
そんな事より新曲、薔薇と太陽を買わなくては!
(๑•̀ㅁ•́๑)✧予約をするの忘れてしまったよ〜

言葉の意味がわからなかったら調べなきゃ駄目って事ですね。
あ、でも絶対ぬか六とか調べちゃ駄目だよ?!ぜっ、絶対調べるなよ!?

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