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□ボンゴレファミリー 忍びの道へ! 
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「お・ま・え・らー」
その声に三人はハッとした。
今はアカデミーにいるということを再会の喜びですっかり忘れていたのだ。
「誰が好き勝手しゃべっていいといった!?」
先生・・・・・怒ってるよ。
そりゃ、おこるよね。
しかし、謝り方も三者三様で
「ひいぃぃー!!スイマセン!」
「ああ!?てめぇ、十代目になに謝らせてやがる!?果たすぞ、オラ!!」
「まー、まー。落ち着けって。獄寺。今暴れたらツナにメーワクなのな。」
  ・・・・・・・・ などだった。
先生はプルプル震えると大きな声で
「いいかげんにしろー!!」
と言った。



まぁ初日のアカデミーはいろいろ波乱で終わり、三人はその後、こっちに来てからのことを話し合っていた。
「へぇー、じゃぁ、獄寺君はビアンキと二人暮らし、山本もおじさんと二人暮らしなんだ。」
「えぇ。でも10代目のお母様と同じで、普通の一般人みたいですが。料理だって一応ポイズンクッキングではありません。壊滅的にまずいですけど。
オレは姉貴の顔を見て失神しないよう今日まで修行してきてやっと克服したんです・・・。」
「・・・・・がんばったね。獄寺君。たまにはウチに食べにおいでよ。」
獄寺の言葉を聞いたツナは、その過酷さが想像できてしまい、それしか言えなかった。
「オレも、親父は剣道なんかやってない、ふつーのすし屋だぜ。」
山本が言うと獄寺もそれにうなずき
「俺たち三人に共通しているのは、家族が一般人で、二人暮らし、そして血がつながってない、あと、武器は以前のままってことだけっすね。」

「うーん。とりあえず・・・このままいくしかないかー。皆を探しつつ、帰る方法を探すってことでいい?」
ツナの問いかけに2人は
「はい。」
「おお。」
と勢いよく返した。
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