Ifの世界〜もしおときちゃんが現代にやって来たら〜
□Ifの世界〜もしおときちゃんが現代にやって来たら〜中編5
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「うん!
よく写ってますね♪」
「おときちゃん、いつも以上にテンション上がってるね…(なんせ、十手構えた自分のきめポーズ見れたんだからな…)」
「てんしょん?
よく分かりませんけど多分上がってます♪♪」
「気分とかそういう意味合いかな?」
「やっぱり!
そういう感じの言葉だと思いました!」
「英語なのに…
すごいね…
(おときちゃんの適応能力…恐るべし!!)」
「なんとなく…
響きで!!」
(おときちゃんの適当能力…?恐るべし!!!
きっとどの時代のどこの国に飛ばされても適当に適応していくんだろうな…)
「じゃあ…
未来さんも撮ってあげます!」
「いいよ僕は…
撮ったことあるし…」
「記念ですよ、記念!私が携帯と出会った記念!」
「なんだよソレ…
どっちかというと未来に来ちゃった記念だろ!?
っていうかそれはさっきおときちゃんが写ったのでいいじゃないか!」
「私も写真撮ってみたいんです!!」
「(やっぱりな…)おときちゃんに携帯触らせるのものすごく不安だ……」
「大丈夫です!
私、こう見えても源内さんの機械を一人で動かしてここまでやって来たんですから!」
「多分…来ちゃった…んだろ?(こう見えても
一様、大名家のお姫様だ…周りの人達が止めない訳がない…
…特に、いつもおときちゃんを心配してるおりんちゃんが…)」
「よく分かりましたね…
さすが名探偵ですね!
でも、未来さんに会いたいって思って来ちゃったんですよ!
まさか私が未来に来て会うなんて思いませんでしたけど。」
「(それはちょっと…いや大分嬉しい…でも…)
もしかして、僕を江戸に呼び戻そうとしたんじゃないよね…?」
「う〜ん…そこまで考えてませんでしたね…でもまあいいじゃないですか!こうしてまた会えたんですし!」
「まぁ、そうだね!
…また会えた記念に二人で一緒に撮らない?」
「でも、撮る人がいないじゃないですか?」
「タイマーができるんだ。ボタンを押して十秒後に勝手に撮れるんだ。」
「もう、私にとっては魔法の域ですよ…その携帯…」
「じゃあ撮るよ〜!
10.9.8.7.6.5.4.3.2.1…」
カシャッ
「いいかんじに撮れてます♪」
「そうだね!
なんだかおときちゃんと写真撮るなんて不思議な感じだな…」
「私は…自分の止まった姿を自分で見るのが不思議な感じです!
肖像画や鏡なら私の時代にもあるんですけどね…やっぱり全然違います!」
続く。
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