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□神の子と義兄妹?? 41
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「みんな…ごめんなさい!!」


みんなが朝食を食べる為に食堂へ集まった時城ヶ崎さんが頭を下げた


「私、みんなと友達になりたかっただけなの!!」


「「『………』」」


「最初はみんなと仲良くなれて嬉しかった!!でも…だんだん精ちゃんとか弦ちゃんとかが離れていって…怖かった!!このまま友達が誰もいなくなっちゃうんじゃないかって!!だから色々嘘をついちゃった…ごめんなさい!!」


城ヶ崎さんは一生懸命謝った


何回も何回も頭を下げながら


「ええんやない?こないに謝っとるんやし。それに悪いのはこの子だけやない。騙された方も悪いんや」


『小春ぅ…』


「そやけどな、うちはかおりちゃんを傷つけた事は許さへん。大事な仲間なんや」


いつもの小春と声のトーンと違って恐い


「ごめんなさい!!」


城ヶ崎さんは小春に頭を下げた


「謝る相手違っとるんやない?一番辛い思いをしたのはかおりちゃんよ」


「かおりちゃんごめんなさい!!」


今度はあたしに向かって頭を下げる


『もういいよぉ』


「本当に!?」


『うん。本当だよぉ』


頷くと城ヶ崎さんは嬉しそうに笑った


何かもうめんどくさいんだよね…


もう城ヶ崎さんの事はどうでもいい


それよりこの胸騒ぎはなんなんだ?


さっきからずっと胸騒ぎがしているあたしは城ヶ崎さんなんかの事より、これから何が起きるのか凄く不安でそれしか頭になかった
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