Ⅱ
□神の子と義兄妹?? ４４
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『俊也』
「…こっち来い」
さっき俊也から
“大事な話があるから外に来い”
とメールがきていた
なので家から出たら俊也が前にいて、ついて来いと歩き出す
今は夜の９時少し過ぎ
何でこんな時間に呼ばれたんだろ？
明日じゃだめなのか？
様々な疑問が浮かびながらも俊也の後に付いて行く
そして１つのマンションに入っていく
『ちょっと俊也？ここどこだよ！』
「………」
俊也は無言のままエレベーターに乗り込む
『話を聞け！』
あたしも俊也に続きエレベーターに乗り１３階―――最上階で降りる
そして“1301”と書いてあるドアの前でやっと俊也は足を止めた
『…俊也の部屋？』
「………ああ」
俊也はカギを開けて部屋に入っていく
あたしもそれに続いて中に入った