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□神の子と義兄妹?? 48
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『手塚くん』


「月華…どうした?」


全国大会3日目


六角との試合を待っている青学の元へ行って手塚くんに話しかけた


『話したいことがあるんだけどいい?…ここじゃちょっと』


「…わかった」


手塚くんは着いてこいと青学のみんなから離れるために歩き出すのでそれに着いていく

















『昨日はありがとう』


少し離れたところのベンチに座りあたしは話し始めた


「ああ。電話したのか?」


『うん。ちょうど10月前に一人リハビリが終わるみたいで、そこにあたしを入れてくれるって』

「そうか」


『時間が結構かかるかもしれないけど回復する可能性は高いって』


「よかったな」


『うん。そういえば、手塚くんの担当トレーナーって誰だったの?あたしはその人にテニスの相手をしてとらえるみたいだけど』


昨日から疑問だったので聞いてみた


あたしにぴったりって言ってたけど、何で先生はわかるんだろ?


「彼女か」


『彼女?女の人なわけ?』


「ああ。そうだな…俺から言うわけにはいかない」


『何でだよ』


「大丈夫だ。お前の知り合いだからな」


『知り合い?』


「ああ」


その後は教えてくれなさそうだったので空を見上げると手塚くんも空を見上げた


青く澄んで白い雲がいっぱいある夏らしい空


風が髪を揺らし気持ちいい


「……そろそろ試合が始まる。立海の所に行かなくていいのか?」


暫くたって手塚くんが言葉を発した


『…うん。だから青学見に行っていい?』


「ああ」
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