Ⅱ
□神の子と義兄妹?? ４５
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「あっ！かおりちゃん!!」
城ヶ崎さんはあたしの存在に気づき、こっちに走り寄ってきた
「一緒にマネージャーやってくれるって本当!?」
『うん。たまにならねぇ』
「やった!!早くやろう!!」
城ヶ崎さんがあたしの手を掴む
『行ってくるねぇ、玲奈』
「…頑張れ」
玲奈に見送られながらあたしは城ヶ崎さんに手を引っ張られテニスコートへ行く
「あー!!かおり先輩!!」
赤也が笑顔で走ってきた
…可愛いな
『みんなぁ、今日はぁあたしもぉマネージャー業やるからねぇ!!』
「月華、さんきゅー!!」
「ありがとうございます」
レギュラーたちにお礼を言われ、あたしは自然と笑顔になった
本当に補正はなくなったんだな
「じゃあ、ドリンク作りに行こっ！美味しく作れる方法教えて!!」
『はいはぁーい』
「もうっ！適当に言わないでよ」
城ヶ崎さんは頬を膨らまし、腕を組む
…こういうところは直らないか