イナイレextra!

□自己紹介、するか。〜"完璧男子"編〜
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「紅〜!」

『ん?天馬か、どうし』
「自己紹介どうぞっ!!」

『…は?』

「だってさ、俺達の出番は本編じゃまだ無いでしょ?だから先にこっちで自己紹介して、キャラ紹介してしまおうっていうことなんだよ!」

『あ、軽く世界観壊したよな?』

「というわけで、どうぞ!」

「どうぞ!」

『信助、お前どこから出て来た(汗。』

「まぁまぁ♪」

『はぁ……黒科 紅。』

「「……………。」」

『…以上。』

「Σええっ!?」

「もっと詳しく言ってよ!ほら、得意なモノあるじゃん!」

『…サッカーと手品。』

「あ、ま、まぁいいよね、これだけでも!」

「いいわけないでしょ二人とも!」

『…よぅ、葵。』

「紅くんがこれだけしか言わないのは予想出来るでしょ?」

『そりゃそうだろうけど急に出てき』
「だったら私達が紅くんのことを話すしかないじゃない!」

「「おおー!」」

『いや、"おおー!"じゃないからお前ら。』

「そして、自己紹介はまず自分から名乗るものよ!私は空野 葵、サッカー部のマネージャーです!」

『つーか誰に言』
「僕は西園 信助、DFだよ!」

「俺は松風 天馬!MFで木枯らし荘で秋ねぇにお世話になってます!」

「木枯らし荘といえば、紅も住んでるんだよね!」

「うん、部屋は俺の向かいなんだ。」

「ナイス、二人とも!」

『お前らやりたい放題だな…。』

「まぁ少し多めに見てやれよ。」

『あれ、キャプテン。どうしたんですか?』

「いや、自己紹介をすると聞いて。俺は神童 拓斗。雷門中サッカー部のキャプテンだ。」

『キャプテンもですか…(汗。』

「ところで、普段の黒科は何をしてるんだ?1年とは部活でしか関わりがないからな。」

「紅はとにかく完璧ですよ!」

「勉強できるし、スポーツも上手いし!」

「テストだって学年トップだし、通知表はオール5だったよね!」

『俺、通知表見せてないよな?』

「隣の席だったから私が横から覗いたの!」

『何やってんだ(汗。』

「カッコいいからモテるし、朝学校に来たら靴箱と机の中に手紙が入ってるしね!」

「ジャニーズを思わせるイケメンキャラだからな。」

『いやいや、キャプテンもイケメンキャラですよね?』

「黒科は確か手品も得意なんだよな。」

『あ、手品はサッカーと同じくらい面白いですよ。両方、ヒマになりませんし。』

「紅ってヒマは嫌いなんだよね。」

『ヒマなのはつまんないからな。』

「そういえば紅は尊敬してる人とかいるの?あまり想像できないんだけどさ。」

『?そんなの、イナズマジャパンの方々とかつての雷門イレブンに決まってる。』

「か、方々…。」

「紅の部屋、十年前の雷門中とFFIのビデオが全部あったしね。」

「なるほど、だから十年前の技を知っていたんだな。」

『はい、見様見真似で練習してたら使えるようになったんですけど。』

「あ、そういえば昨日また"サッカー部潰し"が現れたらしいよ?」

『!』

「信助、それって"クレナイ"のこと?」

「黒髪に紅い眼の美少年よね。…それにしても、」

『……なに?葵。』

「クレナイと紅くんって似てるよね。」

『…世界には自分と似た人が三人居るって言うだろ。』

「そうなんだけど…そっくりっていうか」
「はいっそこまで!!」

「狩屋!?」

『マサキ、どうしたんだ?』

「どうもこうも、紅くんが自己紹介でここに居るって輝くんから聞いたんだ。」

「じゃあ狩屋も自己紹介しなよ!」

「そんなことより天馬くん、音無先生が探してたけど?」

「あ!宿題出してなかったんだ!」

「信助くんも三国先輩が探してたし、マネージャーはなんか監督のところに集まってたぜ?」

「三国先輩が?」

「水鳥先輩と茜先輩?」

「あと霧野先輩がキャプテン呼んでましたよ。」

「そうか、すまないな。今から行ってくる。」

「さぁさぁ、天馬くん達も行った行った!」

「ぅええっ!?」

「わざわざ押さなくてもっ!」

『………(汗。』











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