☆短編本棚☆
□太陽みたいな君
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「沙奈ちゃーん、こっち、こっち!」
私はいつも思う。また、病院から抜け出したのか・・・。
太陽くんが言うには、検査入院だから大丈夫、とのこと。
でも太陽くんはサッカーで抜け出す以外にももう1つ。
私に会うためだ。私は、太陽くんのことが好きだから、
冬花さんには悪いけど太陽くんには注意なんてしない。
私が、太陽くん、というと彼はいつものように抱きついてくれる。
すごく嬉しいけど、いつもより強いような・・・。
どうしたの?って聞いたら沙奈ちゃんに逢いたかった、
と太陽くんは言った。
「沙奈ちゃんは、僕に逢いたかった?」
なんて、笑顔で言ってくるから、
他の女の子にも言ってるのかなって思うと涙がでてきた。
そしたら、太陽くんはすごく慌てたけど、
突然何かを思い出したようで私に言った。
「沙奈ちゃんに笑顔になれる方法を教えてあげる。」
そう言って太陽くんが私に、触れるか触れないかぐらいのキス。
「沙奈ちゃん、笑顔、笑顔っ!!」
そういって、次は沙奈ちゃんから、逢いに来てね、
それと、好きな子にしかキスはしないからっ!!
そう言って太陽くんは病院へ帰っていった。
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短編を初めて書かせていただきました!
意外と、太陽くんが好きな管理人です!!