作詩用

□時雨心地
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静まる昼下がり
迷子になって街を歩く
疲れて昼寝時
さあ夢見心地

雑音が聞こえてくる
夢を 夢を 恵んでください
からの胸を埋めてください

そよ吹く風 ふわり
翼が欲しくて手を開く
感じる胸騒ぎ
ふと時雨心地

雑報が届いてくる
愛を 愛を 恵んでください
刺さる棘を抜いてください

丸い光る何かが手のひらに落ちた
落ちて砕けて跡形もなくなり
幻影だと知った
それは 幻だと知った

雑音が聞こえてくる
風を 風を 恵んでください
からの胸に吹いてください
雑報が届いてくる
空を 空を 恵んでください
心青く染めてください
雑然と混ざっているから
夢を 夢を 恵んでください
愛を 愛を 恵んでください

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