石榴の如、片想い
□八話
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「九尾について特段変わったことはありませんでした。」
「他に気づいたことはあったか?」
「…あまり、というか、無いですね。」
個人的に彼らの成長が嬉しかったなどの情報はいらないだろうと思い、そう答えた。
「そうか、ご苦労。」
「はい。…では失礼します。」
リーダーに報告を終え、私は迷わずある場所へ向かった。
コンコン。
「イタチさん、ザクロです。」
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