それが私の生まれた理由

□☆プロローグ
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暗い洞窟の中。洞窟と言っても、ドアがあったり、イスに座って休んでる人物か何人かいるところを見るとどこかのアジトのようだ。
その中に、イスに座っている一人の少女がいた。
まだ6、7歳くらいだろうか・・・。
アジトらしき中にいる人物と年齢層が違う。
なにもやることがなく暇なのか、何をするでもなくただ足をぶらぶらさせて俯いていた。


???「ソラ」

ソラ「?」


少女の名前はソラと言うらしい。
とくに表情は読みとれないその顔は、とても冷たいものだった。


???「仕事だ」

???2「また人殺しでもさせる気かよ?」

???「いいや。今回は長期任務だ」

ソラ「長期任務?」

???「そうだ。場所は木の葉の里。目的は九尾の人柱力・・・。
‘うずまき ナルト’と言うお前と同じ年の少年だ」

ソラ「九尾・・・」


その言葉を聞いたとたん、ソラのまとう空気が変わった。


???「あわてるな。今回の目的はあくまで見張り・・・殺すことではない」

ソラ「でも・・・」

???「気持ちは分かる。だが、任務は任務・・・
時がくればそいつを殺すことが出来る・・・いいな?」

ソラ「・・・わかった」

???「では任務開始は明日の夕方からだ。しっかり準備をしておけ」



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