外出不安



(症状と、その対処方法)

パニック障害に悩んでいる時は、突然の動悸や息苦しさ、めまいのため外出が不安になっていることも多いものです。

つまり、これが外出不安という症状になります。

電車やバス、自動車に乗ったり、道を歩いている時に、突然の動悸や息苦しさ、めまいの症状が起こってしまったらどうしようという予期不安を感じているのが、外出不安の場合の特徴だと言って良いと思います。

特に、長い期間、家から出ずに生活していた場合には、外出すること自体に対しても、強い不安を感じるようになってしまうものなのです。

つまり、安心できるのは自分の家の中だけという状態になっているのです。

いわゆる、「ひきこもり」と言われているものの中には、この外出不安が原因になっていることも多いと思います。

しかし、このパニック障害から来る外出不安は、その根本原因は神経症から来ていますから、森田療法の考え方を身につけていく中で、外出中の動悸や息苦しさ、めまいに対する不安が薄れてくることで、少しずつ根本的に改善してくるものなのです。

ただ、このためには、ある程度の時間が必要になってきます。

つまり、薬を飲めば、これですぐに治るという単純なものではないのです。

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