色彩の庭園
□優雅で綺麗なお姫様
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「彩璃ちゃん!」
『あ、桃井さん!』
「さつき、でいいよ〜」
綺麗な笑顔と、明るい声で話しかけてくれたのは
唯一の同姓、桃井さん。
『えと、さつき…ちゃん?』
「彩璃ちゃん可愛いっ
あ、今日私の部屋に泊まらない?たまにはお喋りしようよ!」
『へ?あ、うん!』
友達に、家に来てといわれたのは初めてではないですが
お泊まりは初めてです。
少し、緊張します。
「女の子同士が仲よくしてるとって、なんかいいっスね!」
突如現れた涼太くんに、
少し吃驚しました。
桃井さん…さつきちゃんはなぜか私の耳を塞ぎました。
「黙ってろシャララ☆野郎」
「桃っち!?キャラ違くないっスか!?てかシャララ☆って!?」
『どうしたんですか?』
「何でもないよ、いこっ!」
『あ、はい!涼太くんそれじゃあ!』
桃色の髪。
甘いにおい。
同じ性別とは思えないくらいにキラキラしてて。
優しくて。
さつきちゃんみたいになりたいと、
強く思いました。
ーそれは優雅なお姫様ー
(秘密だよ、女の子の心は誰にも)
桃井ちゃんキャラ崩壊(笑)
アンケに答えてくれた方有り難う御座いました!
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